何かをするとき

「自分はこう思っている」
「自分はこう考える」

ということを適切に伝えることがかなり大事。

しかし、この作業はかなり難しい。
編集学・編集工学・編集力学なぞというカタチで学問として大学で研究されているくらいです。

自分は「A」をインプットして「A」をアウトプットしたつもりでも、実際にはインプットした「A」が頭の中では「A’」になっていて、アウトプットする時には「B」になっているみたいなおはなし。

私はそういう研究があると某番組で知った程度ですが、興味がある人は調べてみると面白いかも。

もちろん物作りの現場でも、そういったことは往々に起こるもので

「そうだったけ?」
「言った!言っていない!」

みたいなことは日常茶飯事です。

そのために、面倒な議事録を作成したり、エビデンスを作らなくてはならなくなったり…
人が脳みその奴隷のように働かされています。

ここ最近そういった「うまく伝わらないなぁ」という事象が立て続けにありました。

何かを作り始めるときにデモやモックを作ることが多々あります。
これは方針や進め方について「間違っていないよね?」とチーム内で確認するためのものです。

最近はこのデモやモックを見せる機会が多いのですが…
だいたいこの時の反応が良くない。

「…んー。なるほど。ここはもっとこうして…」

みたいなはなしに移ってしまう。

「いやいやいや、これデモだから」

と言っても通じない。
今までの作り方の文化・流れが通じない。

これが他業種の人ならまだしも、同業種の人にも通じない。
ここ最近そのことに頭を悩ませていました。

しかし、あることに気付きました。

これって自分の脳みその情報をうまくアウトプットできていないんじゃなかろうか?と。

つまり、自分の脳内ではイメージと進度がハッキリしていてもそれがうまく伝わっていなかった。ということです。

・最終的な出来上がりはこうなる予定
・その中のいまはn%くらい
・今後こうなる予定

みたいな情報をうまく伝えられていなかった。。。

それを気付いてから、ただただ猛省。

以後、そこを少し意識するようになってからは以前より「これじゃない」反応が少なくなったように感じます。

なかなかどうして反省の毎日ですが、こういう細かなことに気付けたのは良かったなと思いました。

▼今週やること
・メイン業務(ディレクション/PM業務、仕様作成、折衝…折衝…折衝…!)
・新規ホームページ案件のデザイン作成
・動画案件のコンテ検討
・とあるギャルゲの企画構想検討